鈴木オートに就職したかった

坊主を回避した話

2024年になりました。

 

まずは新年早々に起こったハプニングを少し。

 

毎年新年を迎えると近くの神社に初詣に行くのですが、

今年も年が変わってすぐ、出かけました。

ただ、今年はいつもと様子が違いまして。

いつもは友達とカウントダウン飲み会に出かけている弟が一緒だったのです。

 

お賽銭と参拝を済ませ、歩いて帰っている途中。

少しふざけながら肩同士でぶつかったりなんかしていたわけです。

 

するとその弟が、

まぁお酒もかなり飲んでいたので

加減ができなくなっていたのでしょう。

僕もフラフラだったこともあったでしょう。

 

強烈なタックルをお見舞いしてきまして

わたくし、ものすごい勢いで倒れました。

 

 

何回か回転して気づいたら目の前に側溝。

危ない。

 

 

それよりも、手のひらと膝が終わったなと

瞬時に感じました。

 

 

真っ暗だったのですぐに確認することはできませんでしたが、

家に帰ってきて照らされると案の定、血だらけ。

 

「今年も健康に過ごせますように!」

なんてお願いした3分後には血だらけになってたわけです。

 

おみくじに入っていた「無病息災」と書かれた

大事に取っておく人一人もいないでお馴染みの

小さい小判みたいなものも血に染まっていました。

 

帰ってきていつもはすぐに寝るのに

1時間以上血が止まるのを待つという

なんとも不吉なスタートになってしまいました。

 

1日はドラッグストアもお休みなので

2日にキズパワーパッド2種類で2000円弱ですか、

高いお賽銭になってしまいました。

 

ちなみにおみくじは小吉でした。

せめて凶とかであれよ。

 

 

さて、今回はタイトルの通り

坊主を回避した話をお送りします。

 

2023年はコロナも落ち着き、

ゴールデンウィーク明けからは規制も解除されましたね。

 

中止していたマラソン大会も戻ってきました。

 

 

そこで、2023年のいつだったか決心します。

 

どの距離でも良いからマラソン大会で自己ベストを出す。

一つも出せなかったら坊主!

 

 

コロナで大会が激減してしまってからは

やはり練習にも身が入らずダラダラと走ってばかりいたわけです。

 

これじゃいかん!と。

まだまだ成長を諦めてたまるか!と。

 

ひたすら大会にエントリーし、

今までの自分を超えるチャレンジが始まります。

 

自己ベスト

10km  :0:39:27(2018年ー西湖ロードレース)

ハーフ:1:32:18(2019年ー笛吹市桃の里マラソン

フル :3:22:09(2019年ー松本マラソン

 

 

たださすがに10kmで40分切りは無理なので

狙えるベストはハーフか、フル。

 

ここからは2023年に出場したレースとタイムを見ていきます。

 

2023年出場レース

・2023/04/02 10km      0:40:52 笛吹市桃の里マラソン

・2023/05/28 ハーフ 1:37:43 山中湖ロードレース

・2023/06/18 10km      0:45:16 スイートコーンマラソン

・2023/08/27 10km      0:45:17 火祭りロードレース

・2023/10/22 ハーフ    1:49:06 諏訪湖ラソン

 

 

はい。

10kmの大会にも果敢にチャレンジし、

スピードにも対応できるように準備をしたつもりだったのですが、

ハーフのレース2つとも途中でトイレに行きました。

お腹が持ちませんでした。

 

諏訪湖に関しては2回行きました。

さらに靴擦れで踵が血だらけになりました。

 

 

情けないったらありゃしないですね。

最後の方靴を脱いでアベベ走りを繰り出しました。

 

 

坊主が見えてきましたが

僕には最後、フルマラソンのエントリーがあります。

 

2年前にも走った経験のある富士山マラソン

ブログの記事にもさせて頂いております。

 

 

ここでなんとしても自己ベストを更新して

坊主を回避しないといけない。

 

まずは5週間でシューズを替えることを考えます。

 

前回の富士山マラソンでも初代マジックスピードを履いて

終盤にかかとの靴擦れを起こしている。

そして今回の諏訪湖ラソンで血だらけになり

大会で履いてはいけないことが分かった。

 

スポーツショップに行き様々なシューズを試着します。

意外とナイキもイケるんじゃね?

なんて思いながら足を通すと一瞬でダメなのが分かったり、

他にもフルマラソンに適しているシューズを試したり。

しばらくレース用シューズを替えてなかったので

勉強になりました。

 

結局選んだのはマジックスピード3

2があるのは知りませんでした。

なんなら「今持ってるのは多分2だよな?」

なんて思っていました浦島太郎です。

 

早速新しい相棒とトレーニング開始!

しかし!

意外とワイドが狭いじゃないか!

指が窮屈で痛い、しまいには爪が黒くなってしまった!

 

ただそれなりに走ってしまったので

もうこのシューズと心中するしかないと

できるだけ先端側の紐を緩めながら誤魔化します。

 

あの大迫選手もレースが終わったあとは

爪が黒くなるみたいなので

きっとそういう人も多いのでしょう。

 

 

ということでいよいよです。

トイレの心配もあるので前日の夜のお酒は控えめにして

(大会前日お酒を抜いたことがない)

当日を迎えました。

 

無事に会場についてすぐ、

まだトイレが空いてる状況で

お腹をスッキリさせることに成功

 

たださすがに11月後半の河口湖。

そして荷物預け場所からスタート位置まで

ずっと日陰なので寒い寒い。

 

最後にもう一回小便を…なんてトイレに並ぶも

なかなかギリギリになってしまい、

一番前のAブロックからスタートできるのですが

ブロックの後方になってしまいます。

 

まぁまぁ、こちとらコース形態を把握しとるんじゃ。

前半はひたすら温存するつもりだし

行きたいやつぁ前に行きやがれ!

 

最初の1km、5分17秒。

そうは言っても。

 

3時間20分を目標に設定したので

キロ4分42、3秒で刻んでいければと思っていたのに

これは大幅なロスではないのか。

 

でも焦ってはいけない。

後半勝負、後半勝負と言い聞かせます。

 

さて、早速ですが前回大会とのペース比較をご覧いただきましょう。

 

 

自己ベスト更新しました。

しかも大幅に。

3時間16分43秒。

2021年ペース配分ミスってるのが顕著。

 

夏、コンスタントに距離をこなせていたので

自信はあったのですが、それにしても快走。

 

前回山登り手前で疲労を感じていたのに対し、

今回は全体を通してそこまで疲労を感じることなく。

 

山登りでスイッチを入れたつもりはありませんが、

前を走るランナーを次々と抜いていきます。

そして勝負の下りでもしっかり加速、ごぼう抜き。

君たち下りだよ?もったいないねぇ。

なんて思いながら走る余裕。

山を制すものは富士山マラソンを制す。

 

AIで「マラソンランナー ゴボウ抜き」という条件で作ってもらいました。

文字通りではあります。

 

後半誰にも抜かれずにゴールできると思っていたら

唯一富山大学の女性ランナーに抜かれて

少しショックは受けましたが

明らかに違うスピードで抜いていったので

前半はエイドステーションの給食を

満喫するタイプのランナーなのでしょう。

 

 

そんなこんなでなかなか自己ベストが

出にくいタフなコースではありますが

久しぶりに自己ベストという響き、

少しだけ泣きそうになりました。

坊主を回避できたからかもしれませんが。

 

 

今年は3月に静岡マラソンに出場予定。

ほぼフラットなコースでさらなる自己ベスト更新なるか、

しっかりトレーニングしていきたいと思います。

 

そして、4月は富士五湖ウルトラマラソン

4湖の100kmの部ですが、

果たして制限時間の14時間でゴールできるのか。