セロリ

全国８億人のこちらのブログファンの方々、お疲れ様です。

３１歳の１年間で１２回記事をしたためるのは

無理だなと思っております今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

そもそもこの１年間も月１ペースで更新する

って目標を立てたわけじゃないので良いのですが。

ブログの更新頻度が高い芸人とかアイドルとか、

すごいなぁと思います、感性豊かですよね。

そういう方たちって利益につながるからってこともあるけど

それにしてもすごい、そんな頻繁に文章書けない。

さて、悩んだ挙句今回の内容は

「死ぬ直前、何を食べるか」です。

何度も耳にしたことがある問いだと思います。

そんなこと考えても仕方ないし、

本気で考えたことがない方も多いのではないでしょうか。

ではなぜブログにしようと思ったのか。

前回？前々回？の記事で登場したＫ先輩が、

この問題について１ヶ月悩んでると言っていたからです。

しかも１ヶ月経った今も答えが出ていないとか。

１ヶ月ってすごくないですか？

てかごめんなさい、馬鹿じゃないですか？

もう恋ですよ、恋。

恋愛とかそういうスケールの大きいレベルのものと

肩を並べる存在になってしまっている。

最後の晩餐に胸を焦がしている。

ダ・ヴィンチじゃないんだから。

ただ不覚にも僕も、すぐ答えを出すことができませんでした。

１ヶ月という時間に圧倒されて、たとえ不毛でも

僕の中で向き合わざるを得なかったのだと思います。

声が荒ぶっていたわけではなかったものの

内から溢れている熱量を受け止めてしまったせいか

その日はなかなか寝付けなかった気がします。

気がしただけで、多分ちゃんと寝てます。

ちなみに横にいたＮ先輩は「納豆ごはん」と２分で答えを出していました。

１ヶ月以上悩んでいる人の横で、２分で答えを。

スタバで一番最後まで悩んでいたくせに。

こうして僕も２日ほど、悩むことになります。

死ぬとわかっていたら最後に何を食べたいか…

ラーメンとか寿司とか焼肉とか、

ありきたりなものでももちろん良いと思います。

でも、好きなもの、おいしいと感じるものって

いつ食べてもおいしいじゃないですか。

感動って部分を考えるとちょっと弱いんじゃないかと。

あと、死ぬってわかってたら、

もしかしたら、味しない可能性もあります。

そうなってしまったらショックじゃないですか？

緊張してると味しないってありますもんね。

だとすると安易に好きなものを選定するのは避けたい。

ではＮ先輩が言うように納豆ご飯とか

素朴な日本人っぽさ、武士みたいなね、そういうもの。

却下ですね。

納豆ご飯って聞いた時、それはないなって思いました。

何言ってんだとすら思いました。

そしてたどり着いた答えです。

じゃかじゃかじゃかじゃーーーん、じゃん！

「セロリ！！！」

一番「は？」な答えになりました。

個人的「は？」オブザイヤーは決まったようなもんです。

数ある料理を差し置いて一位に選ばれたのは、野菜単品。

いやでも２日悩んだなりの理由はありまして、

僕の苦手な食べ物第一位がセロリなんですね。

どんなに創造性豊かで数々のアレンジレシピを

世に送り出しているような人が料理にセロリを隠そうとも、見つけます。

きっとコロナに感染して味覚がなくなろうとも、僕は君を見つけます。

さて、ではなぜ嫌いなものを最後の最後に食べようと思ったのか。

最後だからありがたみを感じておいしく感じるのではないか。

その可能性に賭けたいと思ったからです。

さすがギャンブラーですね。

もし少しでもおいしいと感じたのであれば

最後に新しい自分を発見できて幸せだし、

あ、やっぱまずいわ、ダメだ。って思ったのであれば

それはそれでおもしろいし、良いよね。ってことで。

味しなかったら、苦手な食べ物の味が無効化されてラッキーです。

そんなこんなで育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めませんが

たどり着いた答えがセロリとなりました。

ありがとうございます。

と、そんな話をしていた帰り道、

ケーキ屋さんのトラックが走っていて、

それを見たＫ先輩は「あの中には天国が広がっている（ハイテンション）」

と言っていました。

なぜ１ヶ月も悩んでいるのでしょう。