鈴木オートに就職したかった

中学生以下を振り返る

前回は下僕と化した高校生時代の振り返りをしましたが、
今回は中学生と、それ以前の振り返りができればと思います。


中学生と言えば多感な時期ですから
部活頑張ったとか学園祭楽しかったとか彼女ができたとか、
色んな青春のエピソードがあれば良かったんですけど、
全然そういう記憶ないんですよね。浮いた話なんてひとっつもない


そんな中一番印象に残ってることって、
なんかよく分からないけど頻繁に不良に絡まれたことです。


不良に絡まれるって言うとカツアゲされたとか
殴る蹴るの暴行を加えられたとか
スマブラでプリンしか使っちゃダメとかその辺が相場でしょうけど、
僕の場合なぜか優しく接して頂くというですね…


女の不良先輩からも絡まれましたからね。


珍しくないですか?女の不良先輩からって。


僕は太ってて背も低かったので
おそらくエースコックのキャラクターにしか見えてなかったんでしょうけど、

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見つかるたびに「バイバイってやって~!キャ~!」みたいな。


全然うれしくなかったですよ、だって相手不良なんですもん。


もし不愛想な態度を取ってしまったら
いっぱいトゲのついたこん棒で殴打されるかもしれないし、
調子に乗ろうもんならそれはトラップでどっかの地下に連れていかれ
足かせをつけられて肉体労働をさせられるかもしれない。

 

よく全力の愛想笑いで乗り切ったと思います。

 

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心が痛みます。

ブタさんいつもありがとう!


でも今思えばもっと愛想良く振りまいてたら
おっぱいくらい触らせてくれたかもしれませんね。


そのとき性に目覚めてたかどうかは定かではありませんが。


さてここからです、男の不良。


年上の、男の、不良。一番怖いやつです。


♪ヤンキーこーわいーセイッ
 ヤーンキーこーわいー


見た目、生活態度、どっからどう見てもヤンキー。


ケンカのためだったらお母さんの温かいご飯を我慢することも厭わないヤンキー。


そんなヤンキーにいじめられるわけでも無茶振りされるわけでもなく
優しく声をかけて頂く僕。


小学校同じで接点あったとかなら分かりますが、そんなこともないのに。


もし僕に唯一特殊能力があるのだとしたら、
「ヤンキーの心を穏やかにする」だと思います。


と言うことで僕がヤンキーから理不尽な仕打ちを被ることはありませんでした。


めでたしめでたし。ではあるのですが、
中学時代一番印象に残ってるのはここからです。


かなりもったいぶりました。


ある日、部活の帰りだったでしょうか。
(友達がいないので一人で帰っている)


薄暗い中チャリを漕いでいると、出くわしてしまいまして、ヤンキー先輩2人と。


早く帰りたかったですが、話しかけられたら帰れません、相手ヤンキーなんで。


でまぁしょーもない話をしてたんですけど、
ヤンキー先輩の後ろにダンプがやってきて止まりました。


すると、運転席からものすごい形相のおっちゃんが出てきて
ヤンキー先輩1人の胸ぐら掴んでダンプの方に引っ張っていくのです。


もうビックリです。


!!!!!!です。


ヤンキー先輩がまたがってたチャリガッシャーンなって
ヤンキー先輩引きずられるように。


なんでもさっきコンビニでタバコ吸ってたの見てたようで。


しばらく話してたからまぁまぁ時間たってるけど
ダンプのおっちゃんよくそこ曲がってここにいるの分かったね。


なんて冷静に分析してる余裕はありません。


ダンプのおっちゃんが、ヤンキー先輩を
すごい勢いでグワングワン振り回しながらブチギレてるのです。


ヤンキー先輩ピンチ!大ピンチ!


めっちゃ謝ってるけど!何ならちょっと泣いてるけど!


グワングワンされながらだから変な声になってちょっとおもしろかったけど!


いやこれだけヤンキーが全力で謝ってるんだから許してやってくれおっちゃん!


ただおっちゃん収まらない!


殴られたり蹴られたりしてたかもしれないけど
薄暗いしなにせ、グワングワンなってたから分からない!

 

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しかしおっちゃん、わざわざダンプの方に引きずってったのは
ちょっと僕たちに配慮してくれたのか
ヤンキー先輩が思いのほかやり返して来たら
ダンプに乗って轢き殺すつもりだったのか!


ん?僕たち?

横にいるもう一人のヤンキー先輩、
あなたはグワングワンされなくて大丈夫なのかい?


あなたもタバコ吸ってるのくらい、僕知ってますよ?


そんなことを思った瞬間、僕は逃亡しました。


もうこれ以上そこに留まるのが限界だったのでしょう。


あんなに一生懸命チャリを漕いだのは人生で一度きりです。


ヤンキーが追っかけてきたら怖いから遠回りもしました。


ずっと心拍数高くて覚えてないだけでおそらく漏らしてたことでしょう。


だからどのような結末になったのかは知りません。


そして次の日、こんなに学校に行きたくないと思ったのも初めてです。


ヤンキーに会いませんように、学校に来てませんように…

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会いますよね。会っちゃいますよね。


そういう時って多分、僕が学校休んだとしても会いますよね。


でもそこは「ヤンキーの心を穏やかにする」特殊能力の持ち主。


「誰にも言わないようにな。」で終わりました。


言えるわけありません。


バレたらチクったの僕ってすぐ分かってしまいますから。


命は大事にしないといけません。


そんな僕の中学の思い出でした。


今はただ、次の日ヤンキー先輩の顔が腫れてなかったのと
ダンプのおっちゃんが間違えて僕を
グワングワンしなくて良かったと思うばかりです。


あ、小学校保育園の振り返りは…
小学3、4年生の時は担任の先生をいじめすぎて学級崩壊、
5、6年生の時は逆に暴力教師が担任で
児童を平気で殴る蹴る、罵声を浴びせるってことくらいだったから
やらなくても良いか。